雑貨のお店に欠かせないのがBGM。
ある時、そのオーディオが故障したことがありました。
シーンとしたお店に、時々聞こえる会話とレジの音…。
その日の店内は、なんとも味気なく、ぎこちない時間が流れていました。
いつも何気なく耳に届いていた心地よい音楽は、目には見えないけれども、実はとても大きな役割を果たしてくれていたことが、その時しみじみと分かりました。
音楽って、お洋服の裏地みたいだなぁと、ふと思います。
それがないと、形にはなるけれども、着心地はいまひとつ。目には見えないところで、私達の暮らしを支えてくれているものなのですね。 |